2025年公開の『名探偵コナン 隻眼の残像(フラッシュバック)』で28作目となる劇場版名探偵コナン。
今年もコナンの季節がやってきましたね!
各サブスクで歴代のコナン映画が配信される春。
ということで、今回は灰原哀ちゃん好きの目線での劇場版コナンのオススメを5作品お届けします!
組織話や灰原とコナンの相棒っぷりを感じられる作品を好きになりがちなオタクによる独断と偏見の塊ですが。
"好き"の基準は人それぞれですからね!!!!!
※ネタバレ要素も含むので、これから初めて映画を見るという方はタイトルだけ確認して映画を見てから戻ってきてくださいね\(^o^)/
- 2023年公開「黒鉄の魚影(サブマリン)」
- 2001年公開「天国へのカウントダウン」
- 2016年公開「純黒の悪夢(ナイトメア)」
- 2021年公開「緋色の弾丸」
- 2006年公開「探偵たちの鎮魂歌(レクイエム)」
2023年公開「黒鉄の魚影(サブマリン)」
これを語らずしてなにを語る。四の五の言わずに見てください(笑)
初めて名探偵コナンが興行収入100億円を突破した作品。
この映画だけは間違いなく灰原哀がヒロインでした。ヒロインであり100億の女。
公開当時に感情の昂りだけでブログを書いているので詳しくはこちらをどうぞ。
2001年公開「天国へのカウントダウン」
劇場版名探偵コナンでは1作目から7作目までをこだま兼嗣さんが監督を務めました。
ファン人気も高い『こだま作品』の中で、黒の組織が登場するのが「天国へのカウントダウン」。
20年以上前の作品ですが、何度見ても色あせない面白さがあります。
"組織の裏切り者"としての側面が強いころの灰原なので、どこか孤独でみんなからも一歩引いているんですよね。
留守電のアナウンスに設定されている宮野明美*1の声が聞きたくて電話をかける灰原が切なくて……。
コナンに危険性を指摘され「私の気持ちなんて誰にも分からないわ」とひとり泣く姿に胸がぎゅっとなります。
爆弾が仕掛けられたツインタワーから脱出するため、爆風を利用して隣のビルに飛び移ることにした少年探偵団。
ビルに飛び移るための計算式をスラスラと述べる灰原に憧れて何度も見返したけどさっぱり覚えられません(笑)
爆発のタイミングと合わせるため、タイマーを見てカウントダウンする役を灰原が自ら引き受けるのですが。
自分だけ残って犠牲になろうとする彼女をそれぞれのやり方で助ける探偵団の連携プレーが見所です。
「母ちゃんが言ってたんだ!米粒ひとつでも残したら罰が当たるってな!」
言葉こそ乱暴だけど灰原を抱き上げる元太。小嶋元太史上最高にかっこいいシーンです(笑)
元太から灰原を受け取った光彦。
車から落ちそうになる灰原の手を必死で掴む光彦の「離しませんよ絶対に!!」
コナンが傍にいるとドキドキして心臓の鼓動で時間が分かるという歩美ちゃん。
元太・光彦・歩美の真っすぐで無邪気な強さや優しさに灰原は救われているんですよね。
2016年公開「純黒の悪夢(ナイトメア)」
赤井秀一と安室透の観覧車でのバトルが大きな話題となった作品ですが、灰原オタクとしても外せない作品です。
最初に東都水族館に行った時の青いワンピース姿の哀ちゃんが可愛すぎる。
記憶を失った謎の女性と行動を共にすることになった少年探偵団。
彼女が組織の人間であることを知ったコナンが事件に深入りするのを灰原が止めようとするシーンがコ哀最大の見どころです。
コナンを引き留めようと腕を掴む灰原。
「だめよ。お願い」の言葉と、懇願するように力を込められる手。
「前におめーに言ったよな。自分の運命からは逃げるなって。俺も逃げたくねぇんだよ」
コナンの言葉を受けて、振りほどく手と駆け出すコナンの背中を見送る灰原が切ない。
"運命から逃げるな"はバスジャック事件のあと、コナンが灰原にかけた言葉。
原作屈指の名シーンをここで持ってくるのは!!!ずるいって!!!
謎の女性=キュラソーにシェリーだということを気付かれた灰原。
「逃げるわよ、シェリーちゃん」のキュラソーがかっこよすぎて痺れる。
コナン映画にはつきもののゲスト声優ですが、天海祐希さんは別格ですね。
記憶をなくしている時、キュラソーの記憶を取り戻した時、今の自分の方が気分がいいと組織から逃げようとしている時。
それぞれの声色が違っていて何色にでもなれるキュラソーという人物像がすごく描かれているなぁと思います。
組織の攻撃から少年探偵団を守るため囮になることを選ぶキュラソー。
何も知らずに助かったことを喜ぶ探偵団と、キュラソーの最期を見ていた哀ちゃんの対比が辛い。
2021年公開「緋色の弾丸」
赤井ファミリーがメインの作品で、赤井さんと羽田名人がいいところを持っていきますが(笑)
コ哀の相棒感が色濃く出ていますよ!
劇場版ではたいていコナンと別行動になり、探偵団の子どもたちの保護者役になる灰原ですが、今回はコナン側に。
蘭ねーちゃんに子どもらしさを見せるコナンとは対照的に、「帰れないわ。だって子どもだもの」って耳に髪をかける哀ちゃんが最高です(笑)
科学者としての知識でコナンを上回り得意気な灰原もすこぶる可愛い。
内容はさっぱり理解できなかったけれど「クエンチ」という言葉だけは覚えました(笑)
リニアに乗ったコナンとは別行動になったあとも、灰原のアシストは続きます。
あなたは何者なの?と聞かれ「科学が大好きなただの小学生よ」と答える哀ちゃんがカッコイイ。
2006年公開「探偵たちの鎮魂歌(レクイエム)」
シリーズ10作目ということで、当時のレギュラーやサブキャラクターがほぼ登場した豪華な作品。
腕につけているフリーパスが爆弾だとも知らず、ミラクルランドを楽しむ少年探偵団、蘭・和葉。
自分たちが人質に取られていることを唯一コナンから知らされた灰原は、みんながミラクルランドから出ないようひとりで頑張ります。
灰原の孤軍奮闘ぶりをぜひ見てください。
普段は絶対にしないかわい子ぶって甘えてみせたりして「疲れるわ…この演技」ってなってる哀ちゃんが最高に可愛い。
依頼人に嵌められたと知っていちばんに連絡を取るのが灰原なんだよなぁ、江戸川くんは。
ということで、灰原オタクが独断と偏見で選ぶオススメ映画ベスト5でした。
だいぶ偏ってますね!(笑)
でもきっと灰原好きの方には分かってもらえると思います\(^o^)/
劇場版コナンにはどの作品にも見どころとツッコミどころがあるので、いつか全作分の好きなシーンをピックアップしたブログも書きたいなぁ。
その際はまたお付き合いくださいませ!
*1:灰原哀=宮野志保のお姉さん